​すたぁりっとの3つのメソッド 

社会性のスキルは生活環境や各々の経験によって自然獲得するもので、道徳で賄えるものでもなく、意図的に学べる学問や教室があるわけではありません。すたぁりっとではこうした社会性を身に付けられるプログラムを提供しており、社会性を養うものとして以下の3つのスキルと定義しております。 

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​アサーションスキル

①ダイレクトに言う

②相手に伝わるように言う

③相手が受け取りやすいように捻じ曲げて言う

④言わない

 

自分と自分以外の人がいるなかで、本当の意味でのコミュニケーションが成立するのは②です。すたぁりっとでは②の発信ができるようにプログラムをデザインしております。

アサーションスキルを獲得するための訓練例

①~④のうち、②の発信を増やすように訓練していきます。「相手に伝わるように言う」ということを分解すると、自分の意見を率直に、素直に伝えることと、受け取る相手に対等かつ誠実な表現をするという2つのスキルに分かれます。

すたぁりっとの訓練には、表情と気持ちの言葉を合わせる訓練、気持ちの伝え方など、自身の感情に気が付き、それをうまく表出・言語化する訓練があります。また、相手への配慮・気遣いをする訓練のほか、指示を出す、報告/連絡をする、信頼を得るための訓練などがあり、②の発信のスキルは養われていきます。

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​リフレーミングスキル

人間は元々ネガティブな生き物であり、口にする言葉や思考の7割はネガティブなものであると言われております。

(参考:ネガティブ感情とポジティブ感情の比率 約7:3 日本心理学会HP https://psych.or.jp/interest/ff-01/
起こった事象とその瞬間の感情はネガティブなことであったとしても、全体像や一日を通して起こったことは、そうでないことも沢山あります。すたぁりっとでは、そうした感情で脳(思考)がいっぱいになってしまうという仕組みを知り、そのうえでポジティブなものにリフレーミングするスキルを養います。

リフレーミングスキルを獲得するための訓練例

このスキルを獲得するためには、まずポジティブな言葉を使えるようになることです。具体的な訓練は、ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変える、というリフレーミングプログラムを行います。また、自分の気持ちに気が付くための訓練、思考の整理の訓練等を通じ、リフレーミングスキルを養っていきます。

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セルフフィードバックスキル

フィードバックとは、自分以外の人からみてどうだったかを知ることです。欧米ではギフトとも呼ばれ、本来ポジティブなものですが、フィードバックしてくれる相手によっては指摘で終わってしまうことも少なくありません。

 

すたぁりっとでは、そうしたフィードバックに頼るのではなく、自分自身でどうであったかを振り返るスキルを養います。そして、自分の本当の気持ちに気が付き、次の行動を促していきます。

セルフフィードバックスキルを獲得するための訓練例

すたぁりっとを利用するすべてのお子様は、毎日その日の目標設定をして訓練に臨み、終わった後に必ず振り返り(セルフフィードバック)を行います。振り返りは記録用紙に自分で記入(言語化)し、さらに担当職員へ口頭で伝えるというものです。この時アサーションスキル、リフレーミングスキルも併せて使いますので、できなかったことを列挙するのではなく、良かったところを再確認し、更に良くなるためにどうするかを具体的に考え、言語化していく力を養います。