小学生からいよいよ義務教育がスタートします。大きな集団のなかで勉強していきますが、教科書の内容を理解・記憶する勉強だけを行っていくわけではありません。みんなの前で発言したり、周囲の子供たちと協同したりと、1人では完結できない学習も沢山出てきます。そしてその環境は６年間続いてきますが、この間、人生で最も脳や身体に変化が訪れます。低学年から中学年・高学年へと進む中で思考や感情はより複雑で曖昧になっていくことでしょう。（9歳の壁）

　また、周囲と自分の違いに気が付き始めるのもこのころからです。ここで成長の鍵になるのが「感情のコントロール」です。学校生活は楽しくも辛くもありますので、特に辛いことに直面したときに乗り越えられるかどうかは、感情を調整する力があるかどうかにかかってきます。しかし、感情を調整することは大人でも容易でなく、すぐにできる簡単なことではありません。すたぁりっとジュニアでは、小学生からこの力を養っていきます。この力を身に付けることで、学習に向かう気持ちの調整のみならず、自己認識、周囲との調和ができるようになっていきます。